大成之家 資料館

意拳(大成拳)とは


意拳(大成拳)は、近代中国武術界において国手とも称賛された王薌齋先生が1920年代に創始した革命的な新しい拳法です。
王先生は少年時に形意拳の名家である郭雲深氏から指導を受けた後、各地の武術家と交流し各派のエッセンスを集大成した独自の理論・技術を身に付けたのです。
王先生は、今までに伝統武術における套路練習や複雑かつ迷信的な理論を改め、基礎から応用までの系統的な訓練内容と科学的理論を採用し、外形や筋力に囚われず精神・意感・自然力を重要視し、新たに『意拳』として一派を成立しました。
意拳は「意」(意念、イメージ)を重んずる拳法で、意を以って己の身体を操作し相手を制します。訓練は、站樁と呼ばれる基礎練習から始まり、試力、摩擦歩、発力、推手、散手・・・と進みますが、再び站樁へと戻り、更に質的変換を繰り返します。
基本であり尚且つ最重要とも言われる「站樁」は養生樁と技撃樁の二種に分かれ、練習において精神集中、周身放鬆(全身リラックス)、呼吸自然を三大原則としています。
次の段階では、意念誘導、精神仮借を用いて身体各部における争力、更に身体と外界においての争力を養い、精神と肢体、肢体と外界においての高度強調統一を達成させる。
そうすることで、運動において自己の精神と肉体のエネルギーが十分発揮されます。
あらゆる運動は筋肉の働きによりますが、その筋肉の働きは神経により支配され、神経は意念の誘導により促通します。つまり意念の鍛錬をすることで運動の質が無限に高められるのです。
そのメカニズムは単に武術として優れているだけでなく、健康法としても心身の調整や強化に大いに役立ち、医学、気功方面にも取り入れられ、医療現場においての評価も高く、多くの治療効果が報告されています。
現在、意拳は中国北京を中心に中国内外に広く普及し、日本でも王先生直伝の弟子 澤井健一氏が「太氣拳」として新たな流派を成し、武術界に大きな影響を与えたのは周知の如くであり、近年では日本の太氣拳と中国の意拳との間で様々な交流が進められています。
                                           

目次


 〇意拳(大成拳)
    ・歴史
    ・人物紹介
       初代 王薌齋宗師
       2代目
        3代目
    ・訓練内容
       站樁
       試力
        摩擦歩
       発力
       試声
       推手
       散手
       武器
    ・写真館
    ・論文
    ・その他














その他の流派 


 〇心会掌
 〇螺旋拳
 〇形意拳
 〇心意拳
 〇八卦掌
 〇心意六合八法拳
 〇鶴拳
 〇摔跤
 

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